お菓子がないと生きられないあなたへ
    喜田家&花畑洋菓子のお店ハルエ・グレースから 主人 田口恵美子がお届けします。
Vol17 キタヤ&ハルエグレースから「ちゅうりっぷ通信」

 お元気でお過ごしでしょうか。
 お暑うございます。いつもいつも和菓子の喜田家&ケーキショップ・ハルエグレースをお引き立て下さいまして、誠にありがとうございます。
 去年の夏は26℃〜28℃が多かったのですよね。ですから、今年のこの暑さとの開きはナント7℃〜9℃!! クーラーでお風邪をひいたり、寝冷えをしたり、お身体のコンディションも調子が狂います。はからずもクーラーで風邪をひいた私は、クーラーの設定温度を16℃ではなくて28℃位にするとスヤスヤ眠れることに気がつきました。一人暮らしなもんで、こんなことに気付くのも大分遅れていますが・・・。皆様もどうぞ研究してみて下さい。


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【修業に励む職人たち】

 ところで、和菓子の喜田家とケーキショップ・ハルエグレースでは、将来お菓子屋としてプロの職人になろうと修業に励んでいる20才〜25才位の若い人たちが、日夜お菓子づくりに研鑽を積んでいます。
 専門学校からはじめてキタヤ&ハルエグレースに就職して、「ここで人生のプロとしての修業のスタートをする」ことを思うと、「礼節」「生活のケジメ」「考え方」「生き方」その他色々なことを身につけていただかなければなりません。そのことに値する会社であるよう、私のあり方も(どうやってもこんなものですが)、それに沿うように心がけています。そして、彼らにとって後悔のないよう、そしてキタヤ&ハルエグレースの「お客様への姿勢はこういう考え方です」ということを、緊張して5~8年修業を積んでいただくのですが・・・。それを学んでいただくことが、お預かりした親御さんへのせめて私のところでできることと・・・。
 日頃は、米のとぎ方、蒸しあんばい、餅のつき方、あんの練り方、大福の包み方、ヘラの使い方、
 おいしいとはどういうこと? 売れるとはどういうこと? ということをベースに、彼らは「ひとつひとつの挨拶の仕方から種々・・・諸々のことについて・・・」、少しでもよりよいあり方、考え方を一緒に行動していく毎日をやっているんです。
 ケーキ部の方でも、卵の泡立て方、ミキサーのタイミング、カスタードクリームの練り上げ方、スポンヂの種類別の焼き方、自分で配合をつくれるようになるまで・・・。
 まぁ、それは気の遠くなる程辛い忍耐の要する朝早くから夜遅くまでの修業ということがあるのですが、ややもすると菓子づくりそのものに夢中にならざるを得なくなりがちです。元気、明るさ、礼節、機敏性、応用力、これらすべてのものも一緒に自分の中に身につけていかなければならないのですが、ここのところは心して導いていかないと、大人の子供みたいな人間になってしまうことを憂うところなのです。
 それで、単調で地味な修業の日々を何か大きな夢に向かって精進してもらえたら・・・!と考えていたらナント! 彼らは自発的にこんなことをやり始めたんです。
 それは、和菓子部は3年後の神戸博に出品して、よい成績を納めたらよい体験になるのではないかと、はじめました。洋菓子部も今年11月の貿易センターでの洋菓子コンクールに皆出品することを目標に日夜頑張っています。私も、それは良い事だなァと思って嬉しくなります。
 昨夜も10人程小さな室に集まって、夜中12時迄みんなゴソゴソ作品のテーマづくりを相談しているようでした。私はとても嬉しくなってカレーライスを出した後に、枝豆とスイカと酢漬けの谷中しょうが、焼いたするめもおつまみにだしたんです。得意気にデス!
 ところが・・・・「あまりこういうの食べない」んですねェ。私は57才、彼らは20才〜、極端に云うと37年の開きですね――。ただの“年の差を感じた”というお話でしたが・・・。スイマセン。
 で、今日お嫁にいった娘に残った枝豆を出しましたら、「お母さん、枝豆は端と端を切って4%お塩を入れて晩茶を一袋入れて短くゆでると、短時間で栄養価も逃げなく美味しい枝豆ができるのよ」と言われてしまいました。
 まぁ、とにかく彼らが日々研鑽を積んで一人前の職人として、そして人間的にもやさしさと思いやりと勇気と明るさを持った人間になってくれたらうれしい・・・。そのうち、暇をつくってお店でお客様に接しさせてあげたい・・・と思うのでありました。


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 さて、暑い夏が終わりますと残るは4ヶ月ですよね。来年は、お陰さまで喜田家が50周年を迎えます。去年はエルソフィアで「キタヤのお菓子と私」の作文アカデミー賞と、皆様と映画とピアノコンサートと演歌をお楽しみいただいたのでしたね。
 来年は、ギャラクシティーで感謝を込めて、楽しい計画を立てたいと思っております。
 そこで、本年9月〜10月に創立49周年「お陰さままつり」を行ないたいと思います。
 お月見の秋ですから、お月様をテーマでやりま〜す♪。「秋うさぎ」や「麦田餅」、栗蒸し羊かん」栗まんの「家づと」、「栗どら」、大粒栗の「福良すずめ」、他キタヤのお菓子のオンパレ−ドです。
 5月に「あじさいまつり」、6月に「血液型おみくじ」を行いましたが、皆さんおもしろかったですかァ? あれ以上に面白い企画でやりま―す! 次号のちゅうりっぷ通信をお楽しみに!
 そして、その時の景品をアメリカで買いこんできました。ウワ―――ッ、長〜いトレーラー2台も、もう届きました!!!
 きっと大爆裂です。 お楽しみに!

トレーラー2台に入っていた景品の一部をちょっとだけお見せします。







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平成16年7月盛夏号
元気で生きる田口 恵美子より

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