お菓子がないと生きられないあなたへ
    喜田家&花畑洋菓子のお店ハルエ・グレースから 主人 田口恵美子がお届けします。
Vol18 キタヤ&ハルエグレースから「ちゅうりっぷ通信」

 お元気ですか? 今年は記録的猛暑で「もう―何もいえな―い」ひたすら耐えている夏でしたね。とにかくは、ご無事でじっ―と耐えているあなたさま、お疲れ様でございました。
 オリンピックも終わり、重陽の節句、町内のお祭り、敬老会、お彼岸、お月見、足立区のお祭りといろいろ....。そして、上野の森の芸術観賞も加わって忙しい秋を迎えますね。どうか忙しい日々、忙中閑ありでお元気に行動されますように。

 さて、私は先日、同級生のお友達に「私のダンスにきてネ」とお誘いを受けまして(なぜ私に声をかけて下さったのか判りませんが)、自分に不釣合いかナァと心配しながら、まぁそのお友達は20年位ダンスをやっているということなので、遠慮なくお邪魔しました。
 そこで感じたことですが・・・
  いいですね。趣味のサークルって。
1ツ 人の輪がふえますね。
2ツ おしゃれになりますね。
3ツ とても色のセンスがよくなりますね。
4ツ スマートになるよう心がけますね。
5ツ 異性の方ともフランクにお話しするサークルができますね。
 まぁ、当たり前のことなんですが。
 
 それよりも、この4~5時間に及ぶダンスホールでの事、先生ご夫妻、プロのモダンのチームダンス、そしてカップルのプロダンスと、それぞれに新しい感動を覚えたのでした。まず、ご夫妻先生のダンスが優しくエネルギッシュで美しかったこと。男先生、女先生各々の中高年に対するその暖かなご指導、どんな生徒たちも喜びと誇りとスター性に変身させてしまうみごとな出来映えは、このお二人のお人柄による賜だと感じました。このお二人の個性を生かした天職とは、過去色々ご苦労はあったかもしれないけれども、「こういうことだ」なぁと思ったのでした。
 2つ目に、プロとはこういうものかと、見ている観客全員がワクワク楽しくさせてもらったチームによるジャズダンス。その中の1人、やたらエネルギッシュで素敵で元気で美しくて派手な少しリードして踊っている若い方がプロだったらしいのですが、「さすが!」。観客の私もこの方のようになりたい!と、自分の体重オーバーなボディーを忘れて「よし!この方のところへ習いにいきたい!」と、心弾んでその1曲のジャズダンスを見たのですね−。良いダンスを素人に見せるとこんな効果?!が、デスネ。
 私のお友達もこのチームメンバーで、勿論可愛らしくて衣装もバツグン。身体の動きも20年分年季が入っていてキピキピ・シャープで、とにかくキュートで表現力豊かでパチッパチッパチッでした。
 そして、なんとその方のお母様79才もサンバを踊られて、涙してしまいました。生前私の母が、忙中閑ありで日本舞踊を60の手習いと「娘道成寺」を踊ったとき、何でもっとサポートして心から喜んで励ましてあげなかったのだろうと・・・。そんなことを思いながら、自分の母親を見る想いで声援と拍手を贈ってしまったわけでした。
 で−、その後です。本日のスペシャルゲストダンサーということで・・・。そうですね、なまめかしくてスピーディーで美しくてしなやかでシャープな2人のハードロック調のペアダンスは、“スター”とはこういうものだァと知りました。まぁ!オリンピックの演目を見ているようでしたね。そう、アイスショーの2人ペアダンスのスピード版というところでしょうかね。お二人は、外語大のダンスクラブで知り合ったそうですが、これも天職のお二人というところで、夕べのひととき、目の保養をさせて頂きました。
 自分の世界とはとてつもなく離れた世界へ誘われてみるのもいいことだと、誘って下さったお友達に感謝でした。

 オリンピックの選手も、NHKテレビのトップランナーでも、プロの音楽家でも、その人の才能が花開くまでには色々な紆余曲折があるでしょうが、相田みつをさんの「道」ではありませんが、
 自分の道とは
  自分が決めないと
   人が決めたものは
    自分の道にならないんだよ・・・。


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 さて、前にも書きましたが、「子供の育て方」と「日本はどうしてこうなっちゃったのかしら?」と、この2つの事についてふれたいと思います。
 私も、まだ精神無垢でまっさらな3才と5才の孫がいます(そろそろ何色かに染まってしまったかもしれませんが・・・)。私が子育てしているのではありませんから客観的に考えられるんですが・・・、2人の男児の孫の育て方について、心の中でなんとなく思っていたことが新聞の記事(日経流通新聞8/5朝刊)に載っていましたので、皆様とこの記事を応援したいと思います。抜粋してみましたので、お目とうしをお許しいただけますならば幸いです。

      


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【ハルエグレースのパリ便り】

「第1便」
 ボンジュール BONJOUR!
 春が遅れ気味だったせいか、七月に入っても菩提樹の並木の下は花の香りが漂ってきます。重い感じでプーン...と。でもパリは少しずつバカンスに入っています。人も車も気のせいか減ったようです。
 七月二十一日から一ヶ月程、パリ・セーヌ河畔は歩行者天国“パリの浜辺”(Paris Plage パリ・プラージュ)。アスファルトに代わり大量の砂がひかれ、背の高いやしの木をるりべ、そしてカラフルなパラソルに長椅子、日光浴のトップレス。夏の浜辺のムード。多くの人達は南仏へヴァカンスに行くのに、その機会に恵まれない市民への慰めにという一面も“パリ・プラージュ”にはあります。子供用に200uのプールも今年は設置されます。
 北千住の丸井・ハルエグレース店の南仏ムードも眺めて下さい。
 皆様もBONNES VACANCES!(よい夏休みを!)
                              ハルエグレース
                                パリ・コーディネイター


「第2便」
 ParisからBonjour!
 暑中御見舞い申し上げます。8月1日は32℃にパリはなりました(西南部ツールーズでは37℃)。でも、すぐ下がりながら、夕立の到来と共に気温は24−22℃に下がりました。
 多くのパリジャン、パリジャンヌはヴァカンス中(有給休暇が最小で5週間)、パリは人も車も少なく、全く静か。東京を思い浮かべると、パリは古風な片田舎の町。そこで、今、賑わっているのがセーヌ河畔の“パリ浜”(Paris Plage※)です。今年で3年目になり、催し物としてのパリの名物になり、経験を重ねてプログラム、設備、警備も充実し、ヴァライティーな音楽も加えられ大人気、大成功です。
 これは「市の予算は市民のもの」というパリ市長の考えから出発しています。でも、パリだけでなく、7月の観光客数がフランス全土にわたり、去年より20−30%減少。さらにキャンピングカーでの旅行と自炊・バーベキュー派が増加し、ホテル・レストラン側は渋い顔。これがヴァカンス前半の状況です。では又、Au Revoin!

※ Paris Plage;夏休み中、海へ行けない恵まれない家族や子供達のために、セーヌ河畔で海辺に行った気分になり、夏休みを楽しんで欲しいというパリ市の考えから発足しました。

                      ハルエグレース パリ・コーディネイター


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               「はんなり朝子の茶室日記」

「初秋のおかしたち」

 秋の訪れの初まりは、九月九日「重陽の節句」です。旧暦では、菊の盛りなので、菊の花をお酒にくんで飲んだりする宴が催されました。
 茶席では、華やかな紅色のこなし地の菊の花に白い綿のきんとんをのせた「着綿」が登場します。
 節句の前夜、菊の花に綿をかぶせて、露と香りを含ませて、この綿で翌朝の九日、顔をぬぐうと老いが去って若返り、歳が延びるとされています。「菊の節句」は、古来からの美容と健康の日です。

 月のなかばは、仲秋の名月です。
 十五夜お月様の日、芋名月とも言われ、里芋を形どったほんのり甘い「お月見団子」がお供えされます。茶席では、「子芋」や「芋の葉」を形どった繊細な表現の有平糖が風情を増します。
 月のうさぎがお餅をついている「月兎」は、ふっくら丸いじょうよに、うさぎのかわいい耳と口がユーモラスです。

 秋の七草も、風にさわさわ揺れています。
 最初に登場するのは、秋を代表する花なので「萩」と書いて、緑色のこなし地に 紅紫色の花をすらりと描いた萩の姿。
 黄味しぐれには「芒(すすき)」の焼印。
 「葛」は、何といっても品のよさと素朴さが相まった葛焼き。
 やさしい「撫子」は、深い紅色の花びらの周りに、糸状の切れ目が入っているこなし生地。
 細かな黄色の花が傘のように群がった「女郎花(おみなえし)」には、黄色の練り切りに白い露のあしらい。
 「藤袴」は、薄紫色の細かなきんとん。
 そして、五弁の端正な花びらの「桔梗」は、深い紫と白の半生の寒氷、空が高くなり日ざしが透き通る初秋の甘い香りの数々です。

 月も終わりに近づくと、秋分の日、お彼岸の中日です。この日を境に、次第に日が短くなってきます。
 「秋分に来たり、春分に帰る」といわれる雁。秋一番、北方から初めて渡ってきた「初雁(はつかり)」。茶席では、黒砂糖風味の葛菓子の中に、百合根を散らした「初雁」が出されます。
 この頃には、松林を吹き抜ける初秋の風を思わせる茶釜の湯のたぎる音を「松風」と言い、少し目の粗い生地の中に、白味噌を含んだ心地良い歯ごたえのある「味噌松風」は、茶味のあるお菓子です。

 夜が長くなる夜長月、虫の音を聞きながら美味しいお菓子をいただいて、ゆったりと秋の夜長がふけていきます。

                               「長月 はんなり朝子」

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 さて、私 田口惠美子は、血液をサラサラにするために、有酸素運動とウォーキングを決死でやっていま−す。まず、寝起きの身体のだるさがなくなりましたよ――。(ホントカナ?)まぁ、頑張って止めずに続けてみま――す。
では、次号までどうぞお元気でお過ごし下さいませ。


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平成16年9月初秋号
元気で生きる田口 恵美子より

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