お菓子がないと生きられないあなたへ
    喜田家&花畑洋菓子のお店ハルエ・グレースから 主人 田口恵美子がお届けします。
Vol.3 「ご機嫌いかが?  おしゃべりいかが・・・・」
本格的秋を迎えまして・・・ということで始まりますVol.3でございます。このお手紙が届くころは本当にいいかげん涼しくなっているのでしょうか?
 お菓子がないと生きられない喜田家の大切なお客様、どのように夏をお過ごしになられたでしょうか?
 まあ!!今年の夏はただごとではなかったので、皆様もきっといつもの調子が狂ったのでのではないかと心配しております。私もブツブツ云っていて、しかし夏を楽しまないのも残念!・・・と誘われてフィッと房総半島に出かけてみての収穫は、御宿の山の中に300坪位の素朴な自宅庭の中に昔のまま建っている農家で、そばの手打名人「幸七」さんでした。ご想像の通り民家風大黒柱にアメリカンアンティークのストーブとスピーカーがなにげに土間においており、入口のアプローチも枕木風2mの長さの平板を距離にして15mほどもゆるいカーブで麻のれんの入口までたのしそうに渡りあるくのでした。癒し系のハートなアフリカ的音楽が流れ、その日挽いた分がなくなったらおしまいで11:00〜2:00まで。やっとつないだ細切りバラバラチョチョ切れの個性的なソバは、ご主人のこだわりがたっぷり込められた素晴らしい味でしたが。

 床の間には論語がかけられどんな方なのだろうと味のあるご主人の様子。天せいろに感激した私が更にオマケで、感激は絶品「そばガキ志るこ」。菓子屋の私も仰天。「今からそば粉をひくので1時間は待ちますが・・」と断られているのか親切で言っていただいているのかわかりませんが、強引にお願いして待つこと30分!!!! ソバの味たっぷりのあつあつやわらかソバガキが、お椀にたっぷりと八分目まで、そこへなめらかアツアツのこってりこしあんがたっぷりとまわるようにトロッーとかけられて、シバ漬け添えで登場してまいりましたのです。
 “おいしい”そばがきのこういう食べかた!いい!  喜田家のお客様になんとかお出ししてみたい!。来月10月1日の「おついたち」は、これを形にしてみたく工場長と案を煉りましょう。

 そばがき、そばがき、そば話、落語・・ではと、江戸の風流噺に詳しい先日ご登場いただいた観光バスの社長さんに、ソバガキおいしかったので「そばに関わる落語の話を聞かせてください」と早速お電話したところ、千住出身の先日の落語家「春菊」さんに、“ときそば”とか“今、何時だい?”というのはどんなのでしたか?と申し入れますと、
 妻「ワタシャー、亭主のソバがいい」。
 観光バスの社長さん突然に、
 夫「ワシも、家内のソバがいい」と、いつも一緒で餓鬼がデキ・・・で「そばガキ」・・で一題。「エッー、ホント!!?」。観光バスの社長さん曰く、「これは落語『ときそば』とは関係ありませんよ。あなたがソバガキといったので、今私がつくった落語」です。!!!「スゴイ!」参りました!
 「今度おいしいソバにお連れしましょう。その方はね、高天原のケイチャウ山のショウニン沢の水を汲んで、ソバを打つんですよ。」
 「エッ? 高天原ってどこですか?」
 「高天原というのは、那須岳の総称で高天原という山はないんです。那須の茶臼岳、旭月山、南月山などの中のケイチョウ山のしょうにん沢の水ということです。
 例えば、日光山といっても山の総称で、男体山、大真名子山、小真名子山、日本山、などのことを云うそうで、主には男体山を意味し、箱根山も同様で、金時山、神山、駒ケ岳などのことを云うそうで、主には金時山などを意味します。」
 まあ!! 急にバスの中みたいで、電話なので聞きながらメモしました。さすが!観光屋さんです。しっかり、書き取れませんでしたが、よくこんなに頭の中に入っているもんだと思いました。
 というわけで、いつの日か新しい召し上がり方の「そばがき志るこ」のお菓子のヒントにもなる“おそば”の旅でした。

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 さて、毎度おなじみピアノのお話ですが、秋からのクラシックピアノコンサートは、9/21(土)からスタートします。大変遠方の方もいらっしゃるのに申し訳なく思っておりますが、場所は国道4号線を西保木間の信号で直角に右折してから信号2つ過ぎて右側です。花畑店のハルエグレースサロン。お客様がひけた夕刻7:00からやります。6:30頃よりボツボツ皆様お集まり下さいます。まだ、いらしたことのないお方は、是非お時間をつくってお越し下さいませ。
 美しい人魚のようなナビゲーター(音楽案内人)の玲子さんと、国際的ピアニストの田中節夫さんのびっしり1時間半に及ぶ演奏をお楽しみいただいています。

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 ところで「ハルエグレース」って、根源はナニ?と“?って”いらっしゃることでしょう。ロンドンでどら焼きの受注デリバリーで商いをしているのが、私の妹の晴恵とご主人のピーターです。妹はイギリス大好き人間で、あちらへ30年前に渡ってしまいました。姉妹でお菓子屋をやってしまった宿命の私たちは、お互いに楽しみながら異国のお菓子を売ることも楽しんでいます。
 その果てに、花畑はこの度、可愛らしいオープンキッチンスタイルのケーキスタジオが誕生しました。どなたか車で連れてって下さる方を見つけて大勢でいらっしゃって下さいネ。
 焼き立ての甘い香りがいっぱい、目の前でつくられる夢のようなお菓子たちに逢ってやって下さいね。

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 あなた様は健康に気をつけていらっしゃいますか? 私は、元気で生きていますが、そろそろ血管のお掃除を気にする年になってまいりました。
 テレビで、この番組はどういう人向けなのだろうと聴き入っていましたら、主婦向け放送大学でした。酵素の話? アミノ酸の話? 水素、酸素、鉄、マグネシューム、ミネラル・・・。もう何だか忘れてしまいましたが、自分の身体は自分で守らないと。お医者様に治せるのはその人の養生の姿勢あってのことですものね。
 別にサプリメントを販売したいわけでもありませんが、意識は大事ですね。「なかなか手に入らない」というお声にポリフェノールいっぱいの黒豆茶をおいてみましたので、よろしければお試し下さい。
 この黒豆成分100g中にナント! マグネシウム226mg、イソフラボン128mg、アントシアニン69mg、レシチン1.40gが入っています。

 このお手紙が届く頃は秋たけなわ10月のスポーツ、読書の秋でしょうか?
 おいしい黒豆茶とおいしい豆大福で、秋をゆっくりお楽しみ下さい。
 私は、なんとかおいしいソバガキ志る粉が発表できるようネジリハチマキの工場長のソバに居座ります。

では、又次回まで。

10月3日付
元気で生きる田口 恵美子より

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