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平成23年10月(神無月)のおついたち―『歴史と文化のはじまりの地、奈良』

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

今年は9月も暑かったですが、やはりお彼岸が過ぎると急に「秋」の気候に変わりますね。
旅行にもいい季節がめぐってまいりました。
「いま、ふたたびの奈良へ」そういうフレーズがまだ耳にあたらしい気がします。恥ずかしながら歴史に疎くて知らなかったのですが、昨年2010年は「平城遷都1300年」という記念の年だったのですね。 
今更ながら気をつけてアンテナを巡らせてみると、なるほど、奈良というのは日本が始まった場所なのだ。と考えさせられます。
では、なぜ奈良が「日本の始まり」と言われるのか。
私の拙い知識で偉そうには語れませんが、飛鳥時代までは、豪族支配の地方部族の集まりだった国から、一つの国としてのまとまりを作り上げた時代の都なのです。
日本初の統一貨幣「和同開珎」もつくり、流通させました。
国の名前も、それまでは「倭」と呼ばれ、中国の東のほうにある国。という意味でしたが、日が昇るところの国→日の本の国→「日本」となったのです。
また、今日まで続く仏教文化、芸術が、もっとも熱心に広められた時代でもあります。
薬師寺、興福寺五重塔、興福寺阿修羅像、西大寺、東大寺、奈良の大仏、日光・月光菩薩像、唐招提寺…現代では芸術的文化財として扱われることが多くなりましたが、国策として広めたとはいえ、仏教がこれほど短期間で日本中にひろまった理由は、天災や飢饉、疫病による社会不安。救いを求める民衆の心だったのではないでしょうか。
のちに力を持ちすぎた寺社勢力を牽制する目的で遷都が繰り返され、平安京で貴族たちの雅な宮廷文化が花開いてゆくことになります。

今月のおついたちは、古都奈良に想いを馳せて、興福寺の五重塔を羊羹で、秋の大和路の紅葉を薯蕷で、春日山の鹿の背模様を焼きつけた雪平で、秋の味覚、栗時雨もお入れしました。

文化、芸術の秋。今年は心しずかに古寺めぐりもいいですね。

元気で生きる 主人 田口 恵美子
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