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平成24年5月(皐月)のおついたち―『かしわもち 配ってきては ひとつくひ』柳多留

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

空に鯉のぼりの泳ぐ季節がまいりました。

~甍の波と 雲の波
重なる波の 中空を
橘かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり~

孫に歌ってやりましたら、
今の小学生は知らないのだそうです。
何と残念なことでしょう。日本の文化がまた一つ失われた思いでした。
そういえば最近はツバメも見なくなりました。

覚えているのは娘が幼稚園から小学校へ通っていた頃、
近所に毎年ツバメが来る家がありまして、家人が敢えて払わないので、
軒下につくられた巣は毎年少しづつ形を変えるのです。
昔は生活の中で、母に、祖母に教わった事。気がつけば私自身が
忙しさに追われ、娘たちに伝えていなかったのかもしれません。
今年は忘れずに菖蒲湯を準備してやろうと誓いました。
さて、先日友人に誘われて亀戸の天神様に行って参りました。久しぶりにゆっくりおしゃべりをしてリフレッシュ出来ましたが、楽しみにしていた藤の花はまだちょぼりちょぼリ…。ゴールデンウィークには見頃になるでしょうか。

今月のおついたちは、五月の風物を詰め込みました。
甍(いらか)の波、つまり瓦屋根の棟瓦と、花がほころび始めた藤棚を、小豆の浮島にかるかんを重ねた蒸しもので。空に泳ぐ、錬り切り製の鯉のぼりに、三色羊羹の吹き流し。おやおや、ツバメも誘われて参りましたよ。

満開の藤のカーテンの中は現(うつつ)を忘れる美しさです。藤の見頃は短いもの。 
是非お花見に行ってみてくださいね。

元気で生きる 主人 田口 恵美子
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