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平成25年10月(神無月)のおついたち ~ ご遷宮 「常(とこ)若(わか)」のこころ ~

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

平成25年10月(神無月)のおついたち
~  ご遷宮 「常(とこ)若(わか)」のこころ  ~

尊さに 皆おしあひぬ お遷宮  松尾芭蕉

 北の窓からひんやりと心地よい風を感じられるようになりました。
澄んだ空気と高く青い空の下、大気のわずかな変化を五感で感じると幸せですね。
十月の神無月を迎え、全国から神様がこぞって出雲へお出掛けになる月です。

 日本の国土を作られた、大国主神の下に全国の神様が集まり、次の一年の縁結びや収穫などについて話し合いをされるといわれることから縁結びを願って訪れる人も多いそうです。
 
 特に出雲では六十年に一度の大遷宮が終わったばかり、さぞ賑やかな神在月になることでしょうね。そしてこれからお引越しをされるのが、伊勢の天照大御神。二十年に一度の遷宮を八年かけて準備するという壮大なものですが、それだけ、土地の人々の間に神様への感謝や親しみが浸透して、伝統が受け継がれているということではないでしょうか。
なぜ遷宮が行われるのか。それは「常若」ということばに集約されるようです。「常若」とは、常に若々しい、みずみずしいという意味の神道の考え方だそうです。

 尊い神、恵みと守護をもたらす神に、遷宮によって新しく美しいお宮に鎮座してもらい、常に若々しく、強い力で守ってもらおうという願いが込められているのではないでしょうか。

 今月のおついたちは「神々の常若と収穫の恵みに感謝」をテーマにおつくりしました。
刻み栗と蓬の羊羹に参道の鳥居と、参道を進むと見えてくる神明造りの屋根の千木を白羊羹に重ねた浮島にすりこみで描きました。

 神宮の祭祀に使われる二つ巴の大太鼓は練り切りでおつくりしました。
そして神様に収穫の感謝をささげる秋の実りの数々。
「栗の実」は、栗あんを練り切りで包み、「里いも」は、もっちりとした雪平で、「焼かぼちゃ」は、かぼちゃのペーストを練った南瓜あんを絞って焼き上げました。
いにしえのロマンと秋の香りをお楽しみください。
小旅行にぴったりの季節です。ちょっと足をのばして、古の文化に触れてみてはいかが…

元気で生きる 主人 田口 恵美子
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