HOME > おついたち(一覧) > 平成27年5月(皐月)のおついたち~「 旅の空 矢車鳴りて 端午なり 」~

平成27年5月(皐月)のおついたち 「 旅の空 矢車鳴りて 端午なり 」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「 旅の空 矢車鳴りて 端午なり 」  及川貞

 爽快感に満ちた新緑の美しい季節を迎えます。 五月というとひびきのいい語感に新鮮な生命力あふれる言葉を感じてワクワクしてきます。   端午の節句 端午の節句に欠かせない菖蒲は古くから病や災いを払う香草とされてきました。 「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。 「甍(いらか)の波と 雲の波…」幼い頃の思い出がよみがえります。時は移り行事の形は変わっても、 子の健やかな成長を願う親の心は古より変わりません。 お節句には鎧兜・鍾馗(しょうき)様・武者人形を飾り、菖蒲をあしらい、菖蒲湯に入り、柏餅、粽を戴く。 いずれも悪霊を寄せつけず邪気払いをおこなうという意味があるそうです。 鎧をよーく見ると胸の辺りが左右対称ではないことに気付きます。右は栴檀板(せんだんのいた)で肺を守り、左は鳩尾板(きゅうびのいた)で、心臓を守るものとしてつくられているということです。    五月といえば、元気な筍の季節でもあります。ぐんぐん育ってあっという間に食べられる筍の採りごろは今のうち。最近はすっかり見かけなくなってまいりましたが、かつて日本は竹の国であり、見回せばどこのお家にも、竹の花筒、竹の編み篭、青竹で酒器、竹の笊に竹まくらと、暮らしの隅々に竹の用と美を生かしたばかりでなく、その驚異的な成長に神秘を感じ、神の依代として崇めてきた日本人の生活。 今月の「おついたち」は皐月のお菓子。 練りきり製の「菖蒲」、浮島にきんとんでおつくりした「こいのぼり」、「兜」のすり込みを施した羊羹、練りきりでみずみずしく表現した「筍」、「竹やぶ」は雪平と羊羹、練りきりを組み合わせておつくりしました。 さあ、春の里山からその活力と自然の恵みを感謝しながらいただきましょう。        元気で生きる 主人 田口 恵美子

[an error occurred while processing this directive]
HOME > おついたち(一覧) > 平成27年5月(皐月)のおついたち ~ 「 旅の空 矢車鳴りて 端午なり 」 ~