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平成27年7月(葉月)のおついたち 「 走馬燈 消えてしばらく 廻りけり 」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「走馬燈 消えてしばらく 廻りけり」村上鬼城

  「はづき」を迎えました。陰暦八月の異称で、残暑が厳しい季節となりますね。それでも涼と称する風情も多々あるようです。簾の外の軒下をつたう朝顔や、水盤の金魚。心地よい澄んだ音色の風鈴、清々しい藺草の香り。  風がぴたりと止み、じりじりと蒸す夏の宵、暑さに耐えきれず人々は涼を求めてうちわを片手に水辺にでたり、避暑の習慣のなかったかつての日本人は暑さをしのぐため風情で涼を楽しんだようです。 夏といえば、暑い中に更に熱い、東北の三大祭りといわれる、仙台の『七夕まつり』、青森の『ねぶた祭り』、そして秋田の『竿燈祭』。 土地の祖先の勇猛をたたえ、五穀豊穣を祈り、盆を迎える禊の行事が合体したものと考えられています。  お盆に先祖の霊が迷わずにお帰りになるように願いを込めて、そして遠い故郷での勇壮な夏祭りが光り輝ける平和へのメッセージであることを切に願いたいと思います。 今月の「おついたち」は暑い夏に目で涼を呼びたいと夏らしい様々な朝顔の競演でおつくりしました。 淡いピンクの「花絵巻」は練切製、「水輪」は淡雪羹に紅と青の錦玉で、「貰い水」は黄味羽二重時雨に中餡はこし餡で、「青すだれ」はこし餡に錦玉のすだれを。白い朝顔「天晴」は白雪平に紫羊羹、中餡は白餡にして。 朝顔づくしをおたのしみください。 今月こそ熱中症にお気をつけてご無事に夏を乗り切って下さいますようお祈りしております。

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