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平成27年12月(師走)のおついたち 「 炭売に 日のくれかゝる 師走哉 」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「 炭売に 日のくれかゝる 師走哉 」与謝 蕪村

   十二月に入りました。いよいよ師匠も走り回るほど忙しい師走。物理的な忙しさ以上に精神的なせわしさも加わることとなります。  そして山野は蕭条たる冬景色を整えてゆき、寒さはいよいよ厳しくなって参ります。  又、二十四節気の一つ冬至は一年中で最も昼が短い日です。この日を境にまた日が長くなってくるところから『一陽来復』と言われ、陰が極まって陽が生ずる希望に満ちた日でもあります。いつもながら日本の季節の移ろいを表わす精妙なことばの数々…。 「寒の入り」「小寒」「大寒」「寒の内」そして「寒中」、心身を鍛える「寒稽古」や「寒泳」などが行われます。さらに寒気を利用して「氷餅」(凍み餅)作りや「寒晒」「寒造」が行われるほか、寒の内にする「寒灸」は効き目があるといわれています。寒さに凍えてばかりおらず、寒さを利用しようという日本人の生活の知恵でしょうか。  年があらたまり半月もすると小正月が訪れ、元旦を中心に大正月が「男正月」といわれるのに対して、十五日を中心とした小正月は「女正月」といわれていきました。 暮れから正月にかけて忙しい日々を送った女性がこのあたりで一休みする為のこれも生活の知恵なのでしょうか。 今月の「おついたち」は、年の瀬の風情の詰め合わせ。 「柚子餅」(雪平、柚子餡)、「冬至かぼちゃ」(南瓜餡薯蕷饅頭)、「火の用心」(小豆浮島、羊羹)、「クリスマスフラワー」(錬り切り)、「雪だるま」(黄味餡、ホワイトチョコレート)をおつくりしました。 あついお茶で暖まりながらお愉しみください。 積善之家必有餘慶 漢詩「易経」 『善行を積む家庭には必ず有り余るほどの慶びが訪れる』 一所懸命正直な心で奉公する、商人の座右の銘として励んでまいりたい所存でございます。

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