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平成28年6月(水無月)のおついたち 「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むればただ有明の 月ぞ残れる」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むればただ有明の 月ぞ残れる」藤原実定(後徳大寺左大臣)

   六月は水無月、雨が降って水がいっぱいなのに水が無い月。それは天上の水がみんな地上に雨となって降り、天上では水が無くなってしまう月という意味です。 又、梅の実が熟する時期であるので日本では「梅雨」と記するようになりました。 行事としては祇園会があります。平安時代初期、都に疫病が流行ったためその退散を願って行われました。八坂神社の祭礼、のちに京の裕福な人々の財力により山鉾に豪華な飾りが施されるようになりました。そして六月の晦日になると大祓(夏越の祓)、正月からの半年間の穢れを払う行事です。人形の形代に身体の穢れを移して水に流し、スサノオノミコトと蘇民将来の神話に因んで、茅で作った輪の中を『水無月の夏越の祓へする人は 千歳の命延ぶといふなり』と唱えながらくぐる「茅の輪くぐり」を行い病や災いを防ぎ、繁栄を祈ります。そして氷を象った三角形の生地に厄除けの小豆を散らした「水無月」を食して夏バテを予防します。 とはいえ…どうしたらメンタルを鍛えられるのでしょうか。心の養生は気の養生、職養生と並ぶ中国医学の養生の三本柱だといわれております。「ときめきが免疫力、自然治癒力を高める」これは病気のあるなしに関係なく万人に共通するようです。どんな状況でも楽しみと生き甲斐を持つ、ときめきはからだもこころも強くするようです。楽しい時間をおしゃべりを美味しい食事を旅を花を風を水を空を雲を…優しい体験をしてください。 さて余談ですが「折り紙つき」という言葉があります。 確かな美術品や刀剣には価値を保証する鑑定書(折り紙)がつくことから大丈夫だと保証されているという意味です。 日々世の中も様変わりしておりますが喜田家は本分を忘れずお客様にご満足していただける「折り紙つき」の和菓子をご提供してまいりたいと思っております。 水無月の「おついたち」は、解禁を迎える「若鮎」を練り切り製で、収穫期を待つ「青梅」は梅の風味の餡を雪平で包みました。梅の肌感まで感じていただけると思います。季節の「紫陽花」はつぶあんにきんとんで化粧をほどこしました。そして夏越の「茅の輪」は雪平で、氷の朔日の「水無月」は杏と小豆の二種類をおつくりしました。どうぞ、無病息災を祈念してお召し上がりください。 今年も綾瀬のしょうぶ沼公園でのしょうぶまつりに出店いたします。噴水広場ではお土産を、お山の上でひと休み、どうぞ足を運んでみてくださいね。

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