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平成29年11月(霜月)のおついたち 「山国の 虚空日わたる 冬至かな」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「山国の 虚空日わたる 冬至かな」 『飯田 蛇笏』

   今年ももう十一月となりました。 十一月は気候がよく、紅葉が美しく、食べ物もおいしく観光に出かけやすい季節ですね。  この時期、街を歩いていると、前掛けの着物姿で一生懸命に歩く小さな女の子を見かけるようになります。 「七五三」は数え三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児を祝う行事です。11月15日、産土神様に詣でて成長を感謝し、守護を願います。  三歳で髪を伸ばし(髪置きの儀)、男児は五歳で袴を着け(袴着の儀)、女児は七歳で着物の付け紐をやめて成人と同じに帯を締める(帯解きの儀)。そして男女ともに氏子入りをして、はじめて社会的に人格が認められるという子どもの通過儀礼です。古式ゆかしく七五三の儀礼を済ませた子どもたちに寄せて、 皇后陛下美智子さまが語られた『本の力』をご紹介したいと思います。 「橋をかける~子供時代の読書の思い出」(1998年)のなかで皇后陛下美智子さまはご自分と子供の本との関わりにつき『私は多くの方々と同じく今日まで本から多くの恩恵を受けて参りました、子供の頃は遊びの一環として子供の本を楽しみ、成人してからは大人の本を、そして数多くはないのですが引続き子供の本を楽しんでいます。』と語られています。『読書は、人生の全てが決して単純ではないことを教えてくれました。私達は、複雑さに耐えて生きていかねばならないということ、人と人との関係においても、国と国との関係においても』とあります。 本は子どもに「根っこ」と「翼」を与えてくれます。七五三を迎えた子ども達に心からの応援と大人の義務をかみしめる思いです。まことに僭越ながら、 皇后陛下美智子さまのお言葉を引用させていただきました。  今月のおついたちは、「晩秋の彩り」、七五三の「五十鈴」と「山茶花」、「唐三色」は練りきり製でおつくりしました。十日夜の「亥の子餅」、すっかり色づいた「紅葉の錦」は薯蕷生地で抹茶あんをはさみました。残り短い秋をお菓子とともにお楽しみください。 夏の猛暑がウソのようにすっかり寒くなってまいりましたが、お体を大切に暮れの忙しさに備えてリフレッシュをお楽しみください。  元気で生きる 主人 田口 恵美子

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