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平成30年3月(弥生)のおついたち 「唐人(からびと)も 舟(ふね)を浮(う)かべて 遊(あそ)ぶと云(い)う けふ(きょう)ぞ吾背子(わがせこ) 花縵(はなかずら)せよ」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「唐人(からびと)も 舟(ふね)を浮(う)かべて 遊(あそ)ぶと云(い)う けふ(きょう)ぞ吾背子(わがせこ) 花縵(はなかずら)せよ」 中納言家持(三月三日の「曲水の宴」で詠われた)

   弥生は「草木がいやおい茂る」からきているといわれています。  三月三日は五節句のひとつである桃の節句です。  [五節句:「人日」一月七日、「上巳」三月三日、「端午」五月五日、「七夕」七月七日、「重陽」九月九日]  平安時代の姫君の遊びから広まったともいわれる雛まつり。雛人形とともに桃の花が飾られるのは、桃には邪気を払う霊力があるとされていたので、その力を借りて病気や災厄を防ごうとしたのでしょう。また、待ち望んでいた春の訪れをより身近に感じたいという切なる願いも込められていたように感じます。  さて、ここで歳時文様として蛤(はまぐり)を取り上げてみたいと思います。 「蛤」の貝は一対しか合わないため、平安時代から買い合わせの遊びに使われてきました。内側が美しく装飾された貝は「貝合わせ」という大変おめでたいものです。  ご家庭でも桃の節句のお膳に貝を一対使って蛤のお吸い物を添えてみませんか。  他にも三月の節気のひとつ「啓蟄」は、旧暦二月の正接で、新暦三月六日頃です。 冬眠していた虫が穴をひらいて這い出してくる頃を表しています。 そして、三月二十一日に春分を迎えます。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。 春分の日は「自然をたたえ、生き物を慈しむ」ことを趣旨とした祝日です。  今月の「おついたち」は、待ちわびた雛の季節を華やかに祝い愉しむお菓子です。 仲良く寄り添う「内裏雛」と、雛祭りに欠かせない「桃の花」は白あんを包んだ練りきり製。かわいらしい「林檎と橙」はこし餡を包んだ練りきり製です。早春の「早蕨」はこしあんの薯蕷饅頭で、「春の風」は雪平に三色のおだまきしぼりを乗せました。華やかな喜びの季節の訪れを感じてお愉しみ下さい。  春は別れの季節であり、始まりの季節でもあります。 草木が芽吹く、旅立ちと出会いの春。心躍らせる春です。誰もがフレッシュなお気持ちで向上心を持って明るく前向きにスタートしましょう。    元気で生きる 主人 田口 恵美子

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