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平成30年5月(皐月)のおついたち 「あらたふと 青葉若葉の 日の光」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「あらたふと 青葉若葉の 日の光」 松尾芭蕉

   田植えが始まる皐月は、耕作を意味する「さ」から稲作の月として「さつき」となりました。  早苗を植える月「早苗月」が略され「さつき」になったとする説もあり「早苗」の「さ」も耕作の「さ」が語源とされています。漢字「皐」には「神様に捧げる稲」の意味があり、皐月が当てられたとされています。それで、天皇陛下のお田植えなのですね。  そして、今月は端午の節句からはじまります。菖蒲を軒や家の中に飾って邪気などを払います。後世、菖蒲が尚武(武道を重んじること)に通じることから、男児の健やかな成長を願う節句として定着していきました。また、五月五日は立夏(りっか)でもあります。夏の気が立ち始めるという気持ちを表しています。さらに、陽気に反して心が疲れがちな五月でもあります。人生の苦しみや悲しみに塵が積もるように心がくもり生きる力を見失うこともあります。ですが・・・・自性清浄といって生まれ持った心は誰でも光っているものです。風薫る五月。緑が目に眩しい爽やかな朝の光の中でひとつ深呼吸してみませんか?  次はおなじみの喜田家の手さげ袋の「川柳」をここで解読してみたいと思います。  「伽羅(きゃら)よりも まさる千住(せんじゅ)の 槙(まき)の杭(くい)」  江戸時代、徳川幕府の黄金時代 殿様は、香木の一種である伽羅を身に繕い雅味を楽しんでいましたが、民衆の気持ちは収拾がつかず納得いくものではありませんでした。江戸のお殿さまは「大奥」で遊んでいるけれど・・・・と伽羅という木でそれを連想させ、槙という木で関東に近い森林のあるといえば伊達藩を連想させていて川柳というのはこんな風に「粋」なものなのですね。時に仙台藩の伊達政宗公は参勤交代で上京した際思わぬ、人足での川渡しに「こりゃ、いかん」と嘆き、同じ木でも実用性のある槙の木材を仙台より寄進してくれました。そして、待望の橋が懸けられることになり、民衆から感謝されたわけです。やんわりと、民衆が殿さまに対し物事の真偽や善意を批評したことになります。まさに俳句で世の中を風刺したものです。今の世の中も相手の気持ちを忖度して思いやる度量があればいいのになァーと思います。  皐月のおついたちは、「吹流し」は練りきり製、「かぶと」は浮島に羊羹を流し合わせました。「田植え」は雪平で、「菖蒲」は練りきり製でおつくりしました。端午の「こいのぼり」は調布風生地でご用意して、爽やかな5月の趣をお楽しみください。  では、若葉薫る爽やかな五月、健康に感謝して緑の中でエネルギーチャージをなさって下さいね  元気で生きる 主人 田口 恵美子

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