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平成30年6月(水無月)のおついたち 「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶというなり」

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶというなり」 

   梅雨を迎えるこの季節に水無月、不思議な名前に思われますが「無」は名詞と名刺をつなぐ連体助詞の役割で、意味を考えるには「の」に置き換えるとわかりやすいです。  つまり「水の月」という説が有力とされています。  新暦6月6日頃は芒種(ぼうしゅ)です。芒(のぎ)のある穀物を移動する季節を意味します。新暦6月21日か22日頃は夏至(げし)です。北半球では昼が最も長くなります。 そして、6月30日に半年の穢れを祓い、来る半年の無病息災を願う儀式「夏越の祓い(なごしのはらい)」が行われるのです。全国中、6月はご近所の神社に行かれてみると、縄で大きく丸く組んだ茅の輪が設営されています。 神社の境内で「茅の輪くぐり」の行事を行い、病や災いを防ぎ繁栄を祈ります。又、6月16日は「嘉祥菓子」の行事があります。今では「和菓子の日」として制定され美しい日本の風土と歴史の中で育まれた四季折々の和菓子。 日頃の感謝を込めて、神様に特別な菓子を献上するのが「6月16日和菓子の日」です。6月30日には関西方面では三角形の生地に厄除けの小豆を散らした「水無月」という和菓子をいただく習慣があります。  和菓子の日に因んで今回は香ばしい最中皮種に焦点を当ててみます。今回は創業時、「ひさご最中」でスタートした最中の皮は、年月を経て丸く文字入りの喜田家「千住最中」となった皮種の作り方、製造工程をお伝えできたらと思います。 (その1)もち米を製粉します  (その2)粉に水を加えて蒸します  (その3)蒸しあがった餅を餅つき機でつきます  (その4)つきあがった餅をのし台で馬鈴署でんぷんをふっておソバをのばす様に大きく薄くします。 (その5)香ばしく焼きあげます。   このようにした香り豊かな皮に自家炊きの自慢のあんこを合わせ出来上がります。なにげに口にしていた皮種、一連の工程の手間に驚くことばかりです。  こうして極上の「千住最中」となり今でも人気薄れることなく、お客様より評価を戴きありがとうございます。  今月のおついたちは、見ごろを迎える「あじさい」はきんとんで作り上げ、羊羹と合わせた蒸し菓子の浮島は梅雨あがりの空にツバメが渡る空を表した「梅雨のようす」、鮮やかな虹をモチーフにした「雨に歌えば」を錦玉羹で仕上げました。夏越の祓いでくぐる「茅の輪」は雪平で、野に咲きほこる「ゆり」を練りきりで表現しました。  皆様も英気を養い、まもなく訪れる本格的な夏をご満喫くださいませ。  元気で生きる 主人 田口 恵美子

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