HOME > おついたち(一覧) > 平成30年8月(葉月)のおついたち~ 「 鎌倉や 御仏なれど 釈迦(しゃか)牟(む)尼(に)は 美男におわす 夏木立かな 」~

平成30年8月(葉月)のおついたち 「鎌倉や 御仏なれど 釈迦(しゃか)牟(む)尼(に)は 美男におわす 夏木立かな」与謝野晶子

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「鎌倉や 御仏なれど 釈迦(しゃか)牟(む)尼(に)は 美男におわす 夏木立かな」 与謝野晶子

   葉月を迎えました。暑さの我慢も、もう暫く続きます。    『夏立木』夏になって青々と葉が茂った木立が、夏立木ですが、言葉からは涼しさを感じます。熱い夏の日差しを遮ってくれるので人々にとって憩いの場所になりますね。  『緑陰』夏の緑の木陰であり、木陰は初夏とも限りません。その語感といい、趣きといい、どこか近代の都市生活者の嗜好や感覚に訴えるところがあり、西洋絵画的印象がありますね。  そして『立秋』旧暦七月の正節で新暦八月八日頃ですが、この頃から残暑御見舞という「ことば」をつかいます。残暑はきびしいですが、暦の上ではこの日から秋になります。  『処暑』旧暦七月の中気で新暦八月二十三日頃です。暑気もおさまり朝夕は初秋の気配がただよってきます。又、八月十三日から十六日までは、精霊会とか孟蘭盆会と呼ばれ、庶民の間でも古くから祖先を祀る御霊祭とか、御霊鎮などのお祭りが行われてきました。その土着信仰と仏教行事が合わさったものが、現代の「お盆」と考えられています。  東京のお盆は七月、田舎のお盆は八月で、お迎えに白団子、お供えはおはぎ、送りには糸きり団子をおつくりして、ご先祖様をおもてなしします。  今回は喜田家のお菓子のネーミング由来シリーズです。今回はどらやき「初宿(はつしゅく)」をお伝えします。喜田家の原点はどらやきです。昭和30年、千住寿町に店を開いた先代が完成させました。  小麦は国内産を使い皮はしっとりとして口どけよく、ほどよい甘さ、材料にこだわり先代の味を守っています。  江戸時代、千住は陸奥への玄関口の一番目の宿場(しゅくば)(初宿)として栄えました。江戸から出たばかりでこれから陸奥へ向う最初の宿であり、草加の方から歩いてくればもう江戸はすぐそこなので、「宿(やど)」としての利用はなく「さぁ、いよいよ江戸に入る」ということで、  髪をゆい直したり着物を新しくしたり、酒合戦などでワァーワァー騒いだ賑わいのある千住の「宿(しゅく)」だったので、郷土資料家の方からアドバイスを頂いての「初宿(はつしゅく)」です。    今月のお菓子は、荒川土手の夏の「花火」を上用饅頭で表し、「スイカ」と「トンボ」を練りきり製で表現しました。お盆の「蓮の花」は浮島・きんとん餡を流し合わせで作りあげ、ふるさとの「ホタル」を羊羹で仕上げました。夏の雰囲気をお楽しみくださいませ。  元気で生きる 主人 田口 恵美子

[an error occurred while processing this directive]
HOME > おついたち(一覧) > 平成30年8月(葉月)のおついたち ~ 「鎌倉や 御仏なれど 釈迦(しゃか)牟(む)尼(に)は 美男におわす 夏木立かな」 ~