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平成30年11月(霜月)のおついたち 「遠山に 日の当たる 枯野かな」高浜虚子

毎月1日とその前日限り、店頭にて販売

「遠山に 日の当たる 枯野かな」 高浜虚子

   秋も深まってまいりました。お元気でいらっしゃいますか?  「霜月」「霜降り月」「雪見月」「神楽月」と呼ばれる11月、霜が降り、雪が降り本格的な冬を迎えることになります。  立冬(りっとう)旧暦10月の正節で、新暦11月7日か8日頃です。これにより冬に入ります。小雪(しょうせつ)旧暦10月の中気で11月22日か23日頃です。冬もすすみ雪も少々降る頃です。 そして11月は七五三の行事もあります。子供の成長を祝う宮中の行事を習合させ、七五三と目出度い数字である奇数を並べて神社にお参りするのは江戸時代になってからのことです。節供は日本文化を伝承する生きた情報源ですね。そこで今回は「躾」(しつけ)について考えてみたいと思います。 身が美しいとかいて「しつけ」と読みます。身に花と書くこともありました。礼儀作法を身につける意味の躾ですが、仕付けと書くと本縫いの前に糸で荒く縫っておくこととなります。子供の躾も、着物の仕付けもけっして押し付けにならないことが肝心です。ちょうど良い加減の仕付け糸は、最後は切れてなくなります。美しくなるのは子供自身であり親ではないのです。  今月は最後に喜田家六人衆という「イミ」をご紹介致します。  平成19年和菓子職人の為の職人技術認定制度が生まれました。平成20年に弊社からも6人の若い職人若衆が6人全員合格認定を受けたことを記念して「六人衆」という、記念の「どらやき」が生まれました。そして平成26年に日経新聞のどらやきランキングで3位に選ばれました。突然のことでお客様と共に嬉しく有難く、職人がやり甲斐を感じた瞬間でした。月日は引き留めることが難しく、人の世は変わりやすいものです。 これからも喜田家は変わらぬ存在であり続けたいと願っております。  今月のおかしは、深まる秋の景色を詰め込みました。「山茶花」と「忘れ紅葉」は練り切り製で仕上げ、「宮参り」は薯蕷饅頭を織部仕上げで表現しました。「ぽっくり」は桃山製で、鼻緒は羊羹でつけました。「亥の子餅」は外郎生地に小豆餡とゴマを練り込んでおります。  さあ、本格的に寒くなる前に、紅葉狩りにお出かけください。  元気で生きる 主人 田口 恵美子

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